[調査姓氏数 11579]
山口県の家紋
山口県は本州の最西端に位置し、九州地方に接し、また周防灘を挟んで四国、九州地方に接する。さらに日本海を挟んで朝鮮半島、中国大陸とも向かい合う地理的位置にあった。
このため外国からの文化を受け入れる門戸となり、対外交通の要衛として独自な歴史的役割を果たした。また外国からの渡来者も多く、中世には守護大名となった多々良姓大内氏がある。大内氏は百済人の後裔といわれ、一族は多いに栄えた。
家紋に於ても大内氏族の唐花菱系の家紋が多く現在も用いられている。大内氏が没落し、毛利氏の時代となる。この時代に活躍した石見国の吉見氏族、桓武平氏の小早川氏族、豊後国の大友氏族、さらに四国の河野氏族などの一族との関係が深まり、その関係の家紋も数多く見られる。
家紋の分布は各地域によりだいぶ異なっている。総体的にみると片喰紋が各地域とも圧倒的に一位を占めて多い。二位には梅鉢紋が入る。梅鉢紋が特に瀬戸内海、周防灘沿岸地方に多いのは、天満宮の信仰が盛んな地域であったものである。
反面、数の少ないのは沢瀉紋で、これは大名家の毛利氏の家紋であるので使用を憚ったものと思われる。木瓜紋、月星紋も他の県に比較すると少ない。

   
書籍販売価格額表(税・送別)
下関市、小野田市、宇部市、美祢市地方 4451姓氏 2000円
山口市、防府市、萩市、長門市地方 3113姓氏 1700円
徳山市、柳井市、岩国市地方 4015姓氏 2000円
山口県全体一括 11579姓氏 5200円

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山口県の大名家の家紋
毛利氏の家紋の由来

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